2018年に放送されたTVアニメ『少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』の新作『劇場版少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』が公開されるため、TVアニメ『少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』をもう一度見直したけどこのアニメの2週目、面白すぎる。
TVアニメ『少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』で1番衝撃的だったのが何といっても大場ななさんの第99回聖翔祭無限ループ。
第1話から大場ななに注目して見てみるとまぁ怖い怖い。オタクが大好きな伏線ってやつ。
大場ななさん、初登場シーンで「全部分かってるわ。私はね。」て言うんだけど、初見だとまだキャラクター1人1人の自己紹介みたいなもんだから周りのことをよく見てる世話焼きな女の子って第一印象になる。
でも実際はもう何度もループしてるから「これから起こることは私、全部分かってるよ。」って言ってるようにも受け取れる……こわ。
そしてその後に神楽ひかりが転校してきて、「あれ?いつもと違う?」って異変に気づく。
初見の第1話では「へぇ〜転校生かぁ」みたいな表情に見えてた。
このシーンは大場ななが時間をループしてると視聴者にも分かった後の『第7話 大場なな』でももう一回見れるんだけど、改めて見る第一話でのこの表情はやっぱり感じ方が違う。
ああ…やっぱりこの時点でまたループの続きしてんのか……とワクワクもするしゾクゾクもする。これだけでもう楽しい。
愛城華恋から逃げながらオーディション会場の入り口に来ていた神楽ひかりに話しかけるシーン。
初見はただ偶然、たまたま最初に神楽ひかりを見つけたのが大場ななだと思ってたけど、2週目ではずっと見張ってたのかな、とか、いつもと違う展開だからとりあえず神楽ひかりに近づいて取り入れてあの再演の邪魔だけはされないようにしないと、とか考えてるのかなとかいろいろ考察できる………授業のペア決めも自ら神楽ひかりに声かけてたし……
神楽ひかりの転校はシナリオになかったのに動揺せずに冷静、かつ登場人物が増えてもシナリオ通りに動くよう神楽ひかりに近づいてる。こわ
愛城華恋と星見純那がお互いを名前orニックネームで呼び始めた時、初見はどうしても露崎まひるの表情の変化が面白くてそっちだけ見入っちゃうんだけど、大場ななの表情の変化を見ると、神楽ひかりの参加によって他の出演者たちも徐々に変化し始めていて、自分にだけは中身をさらけ出していた星見純那に愛城華恋との変化した関係を「内緒」とひと蹴りされてしまう……
その後担任の「ホームルーム始めるぞー」の一言でそれぞれ自分の席に戻る場面で大場ななは後ろ姿で表情が全く見えない。
この時どんな気持ちでどんな表情をしてるんだろうって考えるとゾワゾワする。
第6話までは第99回スタァライトが眩しいだのみんなを守ってあげるだの再演だのの片鱗を見せなかったように見えてたけど、実際は一つ一つの行動に出ていて、でも誰にも気付かれないように周りをよく見て冷静に行動していた。
まだ眩しい、あの眩しい第99回聖翔祭『スタァライト』再演のためにみんなのばななを演じ続けた。
そんな大場なながかっこよくて、眩しくて、愛おしくて、魅了されてしまった。彼女に惹かれてしまった。
あと、なんと言っても曲が良すぎる!!!
ますます好きになってしまった。そんなTVアニメ『少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』2周目でした。
大場ななはスタァライト再演のために誰にも気付かれないように周りをよく見て冷静に行動していたと思うけど、もしかしたら天堂真矢は気付いていたんじゃないかなとか、大場なな以外の演者についてもいろいろな感想・考察があるんだけどキリがない。
こんな状態でこれから『劇場版少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト』を観に行くんだけど、劇場版のあらすじを映画館のホームページからだけチラッと確認したら
「愛城華恋。聖翔音楽学園3年生。最後の星祭りが幕を上げる。」
高校3年生。卒業する年。ついにみんなとの別れがくる。ってことはつまり……と、もうこれだけでいろいろと考えさせられる。それぞれの進路選択、迷い、葛藤、執着とかイベント盛り沢山になりそうでまた怖い。
でも……すごく楽しみ。