新世紀エヴァンゲリオン。
昔社会現象を起こしたアニメで、「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」って台詞はなんかよく聞く。近年映画もやってて面白いらしいから見てみたい。
でも、どうせ見るならアニメ版と旧劇場版と順番に見てから新劇場版を見たいな〜なんて考えてたけど、2007年から放映されている映画はアニメからの続編とかじゃなくてエヴァを新たに作り直したものらしい。
それなら新劇場版から見ても問題ないのか。なんなら現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開終了までに全部見ーちゃお!なんて軽率な考えで視聴を決意。
以下、視聴前にあったなんとなく知識
- シンジくん、綾波レイ、アスカ、カヲルくん、ミサトさん、ゲンドウとかの
主要人物の顔と名前はちょっと分かる - シンジくんとゲンドウは親子」とかの人間関係はなんとなく知ってる
- エヴァに乗って使徒ってやつと戦う
- カヲルくんはシンジくんのことが好き
- カヲルくんとシンジくんは一緒にピアノを弾いてるのは見たことある
それで、見た後の正直な感想…
いやいや全然わからないんだけど。
というか、かなりめちゃくちゃでは???
自分を必要としていないと思われる父親から突然呼び出されて、少しの希望を持っていざ会いに行ったら使徒っていうよく分からない生命体がいて、いきなりエヴァっていうロボットみたいなのに乗ってその使徒と戦え、エヴァは神経と接続されていることを知らないから身体的ダメージを受けてめちゃくちゃ痛い。なんで僕がエヴァに乗らなきゃいけないんだ。僕がエヴァに乗らなきゃいけない理由なんてないのに人類のため未来のためには僕じゃなきゃいけないってなんなんだ。もう嫌だ。乗りたくない。でもミサトさんが、父さんが僕を必要としてくれてるから、だから乗らなきゃ。乗らなきゃ。
私もびっくりだけどシンジくんが一番びっくりだわな。
シンジくんって14歳なんだよね。中学2年生。
中二病なんて言葉があるくらいの思春期ド真ん中。
そんな多感な時期に突然起こった父親からの呼び出しイベント。
大人からは言われた通りに作業をすればいいの、あなたは正しいことをしているの、と言われ、同級生には転校と同時に蔑まれて…こんなのもう心がグチャグチャにならない方がおかしい。
でも、この「14歳」という年齢で「エヴァ」に乗ってよく分からない「何か」と「戦わなくてはいけない」。
それでそれを自分自身の考えで、力で達成できたらシンジくんの大人になるための大きな成長へつながる。そんなストーリーなんじゃないかと思った。
物語構成の基本として『起承転結』があるから『序』は起、『破』は承、『Q』は転、『シン・エヴァ』は結だろうからまだまだ序盤に過ぎないんだよね。アニメ版で聞いたことある台詞いっぱいあったし。
ラストでカヲルくんが意味深に出てきたから『破』でのキーマンになるのかな。
あれ?そういえばアスカが出てなくない?リョウジさんも出てな…アッ予告に出てきた!出た!エヴァ特有の画面が高速で切り替わるやつ!エッ早過ぎてよく分からない!次回もサービスサービス!
……サービスサービス!って何